サステナビリティSustainability

当社は、東北電力グループの一員として、「東北電力グループサステナビリティ方針」に基づき、東北電力グループ中長期ビジョン「よりそうnext」の実現や「カーボンニュートラルチャレンジ2050」への挑戦を通じて、積極的にサステナビリティへの取り組みを推進しております。

健康経営への取り組み

当社では、これまでも従業員の健康に関し様々な取り組みを行ってまいりましたが、更なる健康の保持・増進が企業の発展には不可欠であるという考えから、2021年4月に「健康経営宣言」を発信し、健康管理を経営的視点で戦略的に実施する「健康経営」を開始しています。

健康経営優良法人2024(大規模法人部門)に認定
本取り組みの結果、当社は2024年3月11日付で経済産業省と日本健康会議が選定する「健康経営優良法人認定制度」において、「健康経営優良法人2024(大規模法人部門)」に2022年度から3年連続で認定されました。
「健康経営優良法人認定制度」とは、地域の健康課題に即した取り組みや日本健康会議が進める健康増進の取り組みをもとに、特に優良な健康経営を実践している大企業や中小企業等の法人を顕彰する制度です。

健康経営宣言

当社は、社会を構成する基礎単位である従業員個人と、その家族の安全と健康を守り、幸福をもたらす環境を作り上げることが、企業としての社会的責任であり、社会貢献でもあると考えます。
同時に、従業員が職場を自己実現の場としてとらえ、いきいきと、個性と創造性を発揮して仕事に取り組むことが、企業の永続的な成長の原動力となります。
当社は、こうした人間尊重の理念にもとづく経営活動のもとに、新たに従業員の健康増進が重要な経営資源であることを認識し、心身両面にわたる自発的な健康づくりに向け、組織的な健康管理の充実を通じて「健康経営」に取り組みます。
健康経営のプロセスにおいては、自らの健康維持・増進に決定権を持つ従業員自身の参画を求めるとともに、会社、ユアテックユニオンおよびユアテック健康保険組合の三者が一体となって、様々な支援活動を推進してまいります。
その活動の成果は、従業員に対する疾病予防や健康寿命の延伸として還元されるとともに、会社においては組織の活性化と生産性向上に寄与することになります。
2021年4月、当社は上記の健康経営の活動を開始することを宣言します。

推進体制

人事労務担当役員を「健康づくり責任者」として任命し、人事労務部門を事務局とする推進体制を整備するとともに、労働組合や健康保険組合等と連携を図りながら、各種施策を展開・実施しています。

当社の健康課題、健康状況

当社が健康経営の取り組みで解決したい経営上の課題、期待する効果および具体的な取り組み内容等の流れを図示したものは以下をご参照ください。

定期健康診断結果等に基づく当社従業員の健康分析内容は以下をご参照ください。

主な取り組み内容

生活習慣病予防対策

数値目標
2026年度 達成目標  「肥満率32.0%以下」「喫煙率25.0%以下」
全員検診と早期把握
がん検診項目(胃がん、肺がん、大腸がん、乳がん)を含めた定期健康診断の100%の受診
定期健康診断の再検査対象者に対する検査費用負担と100%の受診
事前予防
20代・30代の若年従業員への肥満予防・禁煙等の生活習慣改善に関わる教育の実施(年間約350名受講予定)
改善支援
40代以上の生活習慣病リスクを有する従業員への、生活習慣改善の保健指導受講を勧奨(健康保険組合と連携)
喫煙従業員への「禁煙外来治療費」の全額助成による喫煙率の低減(健康保険組合と連携)
フォロー活動
各県の社内保健師による健康相談、保健指導の実施(産業医と連携)

メンタルヘルス対策

検診と早期把握
Webによるストレスチェックの一斉実施
事前予防
メンタルヘルス専門家による定期研修を通じたセルフケア能力の向上
改善支援
メンタルヘルス不調者に対する職場復帰支援プログラムによる慎重かつ積極的な支援体制
フォロー活動
各県の社内保健師による健康相談の実施(産業医と連携)