気仙沼営業所が新築移転
―東日本大震災からの復旧が完了―

東日本大震災で被災し、仮営業所で営業を続けていた、当社の気仙沼営業所がこのたび竣工し、新築移転しました。
新社屋は、仮営業所から南へ約７キロに位置する気仙沼市長磯船原地区（ながいそふなはら）で、三陸自動車道岩井崎ICから車で約５分に位置し、国道４５号線に面した立地。敷地内には、出入口を２箇所設置するなど、資機材の運搬、大型車の搬出入がスムーズに行えるようになっています。
当営業所の歴史は、東北電力㈱の流通設備の建設や保守維持管理などを目的に、１９５４年１０月に気仙沼市新町（あらまち）に気仙沼出張所として開設。その後、何度かの移転を経て、１９７１年６月より気仙沼市南郷（なんごう）を拠点とし、地域の皆さまから、深いご理解と心強いご支援をいただきながら事業の拡大を図ってまいりました。しかし、２０１１年３月に発生した東日本大震災により発生した津波で流失。２０１２年４月に仮営業所を同用地に再建し、営業を続けてきました。
新築された社屋は、鉄骨造２階建てで、２階が執務室、１階は倉庫となっており、執務スペースを広く取るとともに、省エネや機能性、使いやすさを考慮した仕様とし、社員が快適に働ける環境となっています。新社屋での営業開始は１０月１７日からで、引き続き、気仙沼、南三陸地域の配電工事の拠点として事業展開してまいります。
なお、当営業所の新築移転をもって、東日本大震災からの当社建屋の復旧・復興が全て完了しました。これからも当社にとって不変の価値である「安全」「品質」「信頼」の確保・向上に努め、お客さまと地域の日常を支え続けてまいります。